8月の「カフェ わおん」

 お盆を過ぎて急に涼しい日々が訪れています。

過ごしやすくまた秋の気配も感じつつ、40度を超えた気温を想うと、ありがたいですね。でもこのまま秋に突入~!ではないようですよ。

台風も来ています。どうぞ皆さんお気を付けください。

 

毎月、第3日曜日に開催している「カフェ わおん」ですが、今月は初めての取り組みとして、大植病院の作業療法士3名の方のご協力の下、高齢者や認知症の方がご自宅で家族とできる運動を教えていただきました。

いつもより多くの方がお集まりくださり、とても興味を持ち、また楽しく運動しました。

一度では覚えきれず、私は戴いたプリントを見ながらデイサービスでもやってみました。

 

そして「脳」の仕事もお話しくださいました。

 

 

藤原作業療法士の説明に皆さん耳を傾け、

「うんうん」と頷いたり、「へえ~」と驚いたり。

 

脳ってそんなことで刺激を受けているのか・・・といい勉強の機会になりました。

 

一本の棒でも

様々な運動に使え

とても楽しかったです。

 

ご家族も「汗が出てきた」なんて言いながら、一生懸命取り組まれました。

ぜひご家族で笑いながら行ってください。

 

全員で運動をした後は、当事者と家族に分かれて、有意義な時間を持つことができました。

向こう側で作業療法士さんたちによる取り組みが行われ、皆さん笑顔で笑い声も立てながら一生懸命です。ここでも音楽に合わせて体を動かすことの意味が問われていました。

 

そして手前の方ではご家族が今のお気持ちを誰に気兼ねすることもなく口にされ、またその経験者の方たちはそういう時期の気持ちの持ち方やアイデアを提案されていました。

やはり、その道を経てこられた方々のお声は素晴らしいです。

 

気持ちが一杯になり、涙される方もいらっしゃいましたが、そういう気持ちを誰かに聞いてもらうことの大切さを、皆さん理解されているので、とても暖かい時間が流れました。

その間も、向こうの方では楽しく運動が続いていました。

 

ご本人の前では言いにくいことも、こういう風に場を作りますと、口に出しやすいですね。

悪口ではないのですが、ご本人の事を言うので、「私の悪口を言ってる」と感じられる方もおられますから、十分配慮しなくてはいけません。

年齢を重ねると、空間認知力や体幹は衰えてきます。

誰が行っても意味のある運動を手軽に取り入れる方法をご指導いただき、とてもありがたかったです。

 

  • 大植病院の藤原作業療法士・中村作業療法士・山根作業療法士の皆さん、ありがとうございました。お休みの日にボランティアでお越しくださり、本当に感謝申し上げます。またこの企画をご提案いただきました大植病院相談員の上田様、お世話になりました。ありがとうございました。

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。