高校球児たちの熱戦が繰り広げられています。

勝っても負けても涙😢の男の子、心身共に鍛えられ立派な青年に育たれるだろうな…と、応援しています。

高校野球が終われば、夏も後半！って感じがしますが、今は真っ只中🌞で「暑いねえ」という決まり文句のご挨拶しかでませんよね。

そんな真夏にお生まれになったUさんのお誕生日は過ぎましたが、わおんのご利用日に皆さんでお祝い会を持たせていただきました。

　Uさんはまだ「わおん」ご利用開始から日が浅いのですが、持ち前の社交性と明るさとで、すっかり「わおん」の一員として解けこんでくださいました。

また、Uさんを受け入れて下さった「わおん」のご利用者さんの暖かさも感じます。

近所に住んでたのにお互い接点がなかったね…なんて方もおられたり、「私よう知ってるよ！」の方もあり、和気あいあいとおしゃべりが続きました。

運動の場面でもとてもよく体が動きます。

動きの目的をよく理解された参加だと感じます。

上の写真は棒体操の一つで、♪故郷　を歌いながら3拍子に合わせて、頭の上で左右に棒を動かします。脇腹のストレッチです。

下の写真はボールを高く放り上げて、必ず受け止めよう！と頑張って下さっています。

ボールを受け止めた一瞬に、体のバランススイッチが入るそうで、転倒予防につながるとの事。

「わおん」では様々なものを使って、OTさんPTさんに教えていただき楽しく愉快に運動しながらフレイル予防の一助となる事を願い、運動を行っております。

皆さんよく集中されていますね。

また音楽の一場面では、広島・長崎の方たちに思いを寄せて頂き、♪長崎の鐘　を歌いました。

そして同じく戦争に関係する歌で、♪ラバウル小唄　も歌ってみました。

この曲の時代背景や内容をお話しすると、「楽しい曲やと思ってたけれど、本当はそうでもなかったんやねー」と言われた方が。

そうですね、この曲は昭和19年ですから、戦争中ラバウルの兵隊さんたちを日本本土に呼び寄せ、本国を守ってくださった…そんな時代の曲です。

Uさんも大きく頷いてらっしゃいました。

「私まだ生まれてないわ」と言われる方も、今一度この原爆や終戦に近いこの日に、日本人として考えてみて下さい。

この後、♪浜辺の歌　を静かに歌いました。

Uさんも「いい歌やね」と言いながら、口ずさんでくださいました。

「昔のことぞしのばるる」「昔の人ぞしのばるる」　そんな歌詞を大切に歌いました。

大自然は何一つ変わらないのに、出来事や人々の暮らしはかわっていく・・・と言う歌詞は、皆さんの心にどう映ったでしょうか？

昼食を挟んで午後には体力測定が行われました。

こちらは3カ月に1回測定し、前回とどう変わってらっしゃるかを見せて頂いております。

Uさんをモデルにご覧ください。

直線を歩く速さや、直線から回って歩いて来てもとに戻るまでの速さ、また体の柔軟性、そして握力も測ります。

日々の生活と音楽療法での運動や午後のレクの体の動きが、どのように影響しているのでしょうか？楽しみな一瞬です。

殆どの方が少しずつ向上されていますよ。

その高揚した気分で、お誕生日をお祝いする会　です。

皆さん会話も弾みながら、「美味しいわ」ってお召し上がりくださいました。

調理員とケーキ班は、「これにしてよかった」💗と安堵する一瞬です。

Uさん、これから様々な取り組みが出て参ります。

何事にも一生懸命に取り組まれているお姿を拝見し、無理をせず休憩しながら、楽しくお過ごしくださいね。

原爆の日のことについて、広島・長崎と日にちも記憶され、ご自分の気持ちをお話しくださったことが印象的でした。

「わおん」で脳・体・そして心を動かして下さいね。その時その時の感情をお話しいただけることは、私たちスタッフのモチベーションに繋がります。

そして私たちの知らないことをお話しください。楽しみに致しております。