ウイル君とエールちゃん来所!

 11月とは思えない暖かな日が続きましたね。

そんな秋空の一日、待ちに待ったウィル君とエールちゃんが「わおん」にご両親と一緒に来てくださいました。

 

 

 

先ず、皆さんにご挨拶くださっています。

 

 

この子は男の子のウイル君(8歳)

西宮からお越しくださったのですよ。

実は私とヴァイスのドッグダンスの先生、山田先生です。

先生はセラピーにも精通されており、ウイル君の前にはヴァイスと同じ英国ゴールデンレトリバーのホープ君と一緒に活動されていました。

ヴァイスも仔犬の頃、ホープ君に会い学ばせて頂きました。

その落ち着きに感動したものです。

「目指せホープ君!」と思って、私はヴァイスと勉強を続けて参りました。

 

その流れを受け継いだボーダーコリーのウィル君が来て下さるとの事で、指折り数えてお待ちいたしておりました。

 

 

最初にこんな事を・・・

 

事務長が「抱っこ」とウイル君に声をかけると

このとおり!!

 

事務長の腕に飛び乗ってくれました。

 

皆さんは「おーーー」とびっくりでしたね。

でも、これは立って抱っこするので、ちょっと皆さんには見ていただくだけにしました。

 

スタッフが代わる代わる、抱っこさせてもらいました。

意外と華奢な体にちょっとビックリでしたが、しっかりと乗ってくれます。

 

 

そして皆さんの所へ一回りご挨拶です。

 

 

 

今からこの方々と遊ぶよ~~~🐕ってね

 

 

 

ウイル君「OK!OK!」

と膝の上に置くマットを咥えて

足取りも軽く。

 

 

先ずはYさん(男性)

わおん一番の犬LOVEです。

お膝に乗ってお顔を近づけてご挨拶でした。

Yさん「おーよしよし」💓

 

 

次はYさん(女性)

「私も犬飼ってたの… よく来てくれたねー」

💓お耳に近づけて内緒話かな? 「うあ~~かわいい!」

 

 

Hさんが前のお二人を見ていて・・・「可愛いな~」

ウイル君は体を伸ばして、Hさんのお顔に近づけてくれました。

ウイル君を優しく撫でて下さいましたね💛

 

 

Nさんは何故かちょっと引き気味でしたが…

いつもヴァイスを可愛がってくださっているので、「お膝に乗ってもらおう」とすると…

ウイル君はちゃんとお顔の距離を保ちつつも、お膝に飛び乗ってくれました。

Nさんの嬉しそうだったこと!「わはははは~」って大きな笑い声が出ましたね。

 

 

Fさんも「犬は大好きや」と言われ、とても楽しみにされていました。

ウイル君は、まずお顔を見合わせて、大丈夫と分かったらお膝に手を置いて近くに。

「うわ~~可愛いなあ… よしよしよし」って大喜びのFさんです。

 

 

Oさんは元々犬は嫌いじゃないけどそこまで好きではなかった方。

ところがヴァイスと仲良くなって下さり、「犬大好きグループ」に移籍でした(笑)

大きな犬でも体をあちらこちらと触って、「生」を感じてらっしゃいます。

 

 

1人ずつにご挨拶してから、今度はゲームです。

 

🐶スピン(くるりと回る) 

🐶ダウン(伏せる)

🐶お座り(座る)

🐶キック&ロット(お手、お変わり)

🐶カジー(前足を折りご挨拶のポーズ)

 

この中から好きなポーズを選んでウイル君に言葉で伝え、出来たらおやつのご褒美です。

おやつは先生から一つずつ戴き、皆さんの手の中に握られています。

 

 

先ほどの順番で☆

Yさんから

「お座り! そう、賢いなあ」

はいおやつ!  (^_-)-☆

 

 

Yさん 2番目

一つのコマンドを選ぶどころか、ウイル君は近づいてくれるだけで「ありがとーーー」と

Yさんが大はしゃぎ。

訳わからないうちに、ウイル君はおやつGET! (*_*;

 

 

Hさん

「はい、おすわり! おすわりよっ!  おやつどうぞ」

「ここ可愛い!」頭をなでなで、可愛い💓ハート型の模様がお気に入りのご様子でした。

 

 

Fさん

「スピン」を選ばれました。

ご覧のようにくるりと回ってくれて、「うわ~お利巧さん」と嬉しそうなFさんでした。

 

 

Oさん

おやつを持っていることが分かっているウイル君、持っている手に近づいて・・・

「はいはい、これが欲しいんか?」とあっけなくあげてしまわれました(^_-)-☆

 

皆さんおやつを早くあげたくて、何もしていないのに「はいどうぞ!」って・・・

可愛くて仕方ないのですね。

 

 

次のゲームは、いつもヴァイスとやって頂いている「おやつキャッチゲーム」です。

ボーダーコリーは動体視力が素晴らしく、ウイル君は俊敏な動きで絶対に落としません。

ウイル君が上手に受け取ってくれると、皆さんの歓声が凄いです。

「うわ~~ありがと~~」「上手やね~~」👏👏👏

 

あ~、ブラウもこれが得意だったのにな~ 14.5歳にもなると、動けなくなりました。

懐かしく思い出していました。ブラウ君、今は愛おしい限りの老犬になりました。

 

こんなポーズも見せて下さいました。

 

 

「ベック」というコマンドでこのポーズです。

手が可愛いですね🐶右手は挙げて、左手は下げるように、先生は教えてらっしゃいます。難しい💦

 

これは腰やお腹の筋肉がしっかりしていないとできません。

 

💦ヴァイスはできません・・・( ;∀;)

 

 

皆さんの拍手が盛大でしたよ。

 

 

楽しい触れ合いを過ごしてから、最後に!

「Yさん(男性)、立ってウイル君を抱っこさせてもらったら?」との声掛けに、

「どれ、ほんならやらしてもらおうか?」と前に。

普段は杖を使って歩かれているので、杖を手放しての取り組みにスタッフは応援に入りました。

ウイル君は先生にお任せし、スタッフはYさんを支えます💦

 

見て下さい!見事に腕に飛び乗ってくれました。

Yさんもしっかりウイル君を抱きしめて、満面の笑みでした。 大成功~~💙

 

 

そして、ここでウイル君はお終いでした。

次はエールちゃんとご一緒に。

1歳の女の子、実は「わおん」がセラピーに初登場だったそうです。

「わおん」で初回とは嬉しいです(*'▽') 

沢山経験を積んで、お兄ちゃんたちを追い越すようなセラピーをしてくださいね🐶

 

 

 

先ずは場の雰囲気に慣れることから。

 

ちょっと緊張気味かもしれません。

場を感じながらも、エールちゃんは先生のコマンドをちゃんと聞き、下の写真の右では先生の脚の間を潜り抜けています。

また左の写真は、先生のお顔をしっかり見上げています。

「お母さん、初めての所だけど、私、大丈夫!」って言っているようです。

 

何と美しい、柔らかい体でしょう!

 

 

 

皆さんは「へえ~

そんなことができるんや・・・」

 

と感心してご覧になってます。

皆さんの集中、凄かったです。食い入るように見ている…とはあの事です。

 

 

そして皆さんの所へ来てくれました。

 

 

 

エールちゃん、頭をYさんに撫でてもらって、「おじちゃんこんにちは」と落ち着いてご挨拶です。

 

 

 

Yさんが「あー来てくれたん、ありがとねーありがと」と

ちよっと興奮気味に。

 

その声にエールちゃんは少し緊張を高めてしまったようです。

 

 

エールちゃんはお兄ちゃんのウイル君に少し頼っているところがあるとの事。

 

お兄ちゃんの姿が見えないので、緊張も強くなってしまいました。

 

そこで、お兄ちゃんではないけれど、ヴァイスならどうでしょう?

 

いつもレッスンの時に会っているので、お互い分かっているようです。

 

エールちゃんの気持ちも落ち着き、ヴァイスは呼ばれたことが嬉しくて、

2頭は仲良く先生からおやつを貰いました。

 

そんな微笑ましい姿も、人間への癒しですね。

 

下の写真;こんな一芸をご披露してくださいました。

ダウンしているヴァイスの上を、エールちゃんが飛び越えます。

皆さんから「うおーーーー」って言う感激と驚きの声が出ました。

何が起こるか分からなかったヴァイス、じっとダウンしたままエールちゃんを見送っています。立ち上がらず動かず、ダウンしたままでえらかったね💙

 

 

 

 

そしてみて下さい!

このお二人さん!!

 

Yさんの愛犬家がなせる業でしょうか?

エールちゃんも表情が和らいで、Yさんののお膝にぴょん!と。

 

 

 

 

 

この後、皆さんに先生は犬のいろんなお話をしてくださいました。

 

犬の性格やお仕事犬としての資質、セラピーに向く子向かない子、嫌々セラピーをさせるのは犬のストレスで、セラピーも上手く進まないことなど。

Oさんが「綺麗なつやつやした毛並みやけれど、シャンプーした後、油でもつけるのですか?」と質問されていました。

先生は「シャンプーは選んでこの子に合うものを使っていますが、油やクリームは付けていませんよ」と。

 

そして、エールちゃんがお兄ちゃんを慕うのには訳があり、お兄ちゃんにいろんなことを教えてもらっているのだそうです。

バタバタしていたらウイル君が手でエール君を抑えて、「落ち着け!」と教えるそうです。

ご利用者さんの中から、「じゃあ、一生両親や兄弟と暮らす犬は、沢山の事を教えてもらうんやね」とお話が出ました。

 

 

 

和やかな時間、それでいてとても充実した時間が流れ、1時から始まったセラピーですが、2時30分まで1時間半ですが、誰一人として集中が途切れることなく、意欲的にまた興味深く犬と触れ合っていただけたこと、嬉しく思っております。

 

「わおん」ならではの時間が持てて、本当に良かったなと思います。

この様なひと時をお届けくださった山田先生ご一家に、感謝申し上げます。

 

帰りのご挨拶の時に2頭の名前を尋ねたら、数名の方が2頭とも、或いは1頭だけの方もいらっしゃいましたが覚えて下さっていました。

実は連日ご利用だった方にお尋ねすると、「昨日は違う犬と遊んだ」と記憶に留めて下さっていました。

きっといい思い出、心地よい刺激だったのだと思います。

 

ウイル君、エールちゃん、そして先生ご夫妻、遠路お越しいただきありがとうございました。また、いつかこんな機会があることを願っております。

 

 

あとがき♪

 

先生からこんなお土産を頂戴しました。

 犬も人も食べられるクッキーです。

 

ブラウがそっくり(^^)/

ヴァイスもこんな顔します

 

もったいなくて食べれませんよね~~~

ありがとうございました。

スタッフ犬紹介

 

 

 

 

WEISS(ヴァイス)

英国ゴールデン

    レトリバー♂2013.2.9生まれ

様々なグループでセラピードッグの勉強をし、JKC訓練競技会ではトレーニングチャンピオンを獲得。

NPO法人日本アニマルセラピー協会のセラピー犬に認定。

認定NPO法人日本レスキュー協会セラピードッグチームの潜在性テスト・適性テストにも合格しています。

 

英国ゴールデンの持つ穏やかな性質とお茶目な気質を、セラピーの分野で発揮しています。

 

 

 

 

 

 BLAU(ブラウ)

ボーダーコリー

♂2009.3.15生まれ

六甲警察犬訓練所、宗平所長の指導の下、2歳からアジリティーを練習。JKC大会にオーナーハンドラーで出場し、数々の賞を戴いています。

人間と遊ぶことがとても楽しいと思っている子です。