今年の冬は暖かいと聞きましたが、どうでしょうか?
寒い日や小春日和の日や、お天気が定まりませんね。
いつもお花を持ってきてくださるTさんが、お正月前らしく「南天」をお自宅の山へ切りに行ってわおんへ持ってきてくださいました。
大きな赤い実をたわわに実らせて、重く垂れさがる枝を何本も切ってきてくださいました。
それを男性のYさんが見事に生けて下さったのです。
Yさんは華道には腕に覚えがおありの方で、周りでは皆さん真剣に見学されていました。
ガラスの花瓶に生けて下さっています。
赤い実も沢山なので、必要でない実は切り落とし、葉も整理されました。
太い枝は水揚げが良いようにと、根元をしっかり切り込みを入れてらっしゃいました。
どの枝を主にするか?すぐに決められ、もう花瓶に入っています。
生けあがったようです。
皆さんからも「うわ~素敵!」と歓声が挙がりました。
ガラスの花瓶の投げ入れ、完成です。
男性らしい力強さがあり、それでもそれぞれの枝が寄り添っていて、心温まる作品だと感じました。
またもう一つ、小さな水盤に剣山で生けて下さいました。
正面を皆さんの方に向けて下さると、皆さんはまたもや「うわ~」と手を叩いて感激されました。
本当にすっきりと、まるで御生花のようです。
こちらが正面です。
わおんにお正月が来たかのようですね。
赤い実が重くて倒れそうだったのですが、こんなにすっきりとしかも力強く、立っています。
生命力を感じませんか?
この南天をもってきてくださったTさん。
「南天も喜んでるわ、山にただ実るより」とこの表情です。
いつもいつも素晴らしいお花をお持ち下さって、わおんの皆さんを楽しませて下さっています。
有り難うございます。
どのお花も栄養たっぷりで、すごく長持ちします。
南天を持ってきてくださったTさん、
その南天を見事に生けて下さったYさん、
またその南天に感動できるわおんの皆さんの感性、
アカデミック華道教室と呼びます。
花や木々はいつの時代も、人々に安らぎと活力を送ってくれています。
皆さんの南天を愛でる表情やお姿をご覧ください。
こういう場面はとても皆さんの心が充実しており、あっという間に時間が過ぎてしまいました。きっと皆さんの脳からアルファー波が出ていたことでしょう。
そうしていたら、わおんのワンコ達がオピッコから戻り、「皆さん何してるのですか?」と寄ってきました。
先にブラウがよたよたと歩いてきました。
お花の前でダウンしてしまいましたが、
久しぶりにブラウ君の写真が撮れました。
手足が雨加減で汚れていますが、しっかりした視線です。
そこへヴァイスもやって来て、
ワンズの揃った写真が撮れました。
何だか南天に見守られているようです。
どちらも高齢犬になりました。一日も長く楽しい日が続きますように・・・
最後の一枚📸、皆さんの表情が緩んでらっしゃるのが嬉しいです。
Tさん、Yさん、ありがとうございました。
そして、わおんのご利用者さん方、この南天を楽しめる心と体力は素晴らしいと感じます。
昨今、世界中で目を覆いたくなるような出来事が起こっています。
それに比べ、なんと私たちは幸せでしょう!
この環境に生きられることに感謝したいとおもおます。
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