バムちゃん、満6カ月、ハーフバースデイを迎えました。

今のところ大きな病気もなく、元気に育っています。

わおんのアイドルです。

先代のセラピー犬ブラウとヴァイスが旅立った後、3代目のセラピー犬候補として迎えた仔犬です。

ミニチュアシュナウザーの女の子、4頭の同胎犬の4姉妹で生まれました。

生まれた時から比較的おとなしく、姉妹でワンプロやお相撲ごっこをするより、ブリーダーさんのお膝で抱っこされていることが好きだったそうです。

ママ犬にも甘えていたようです。

「わおん」の中では「ワン」とも言わず、ご利用者さんたちに走り寄って可愛がられています。

バムはこの犬種にしてはジャンボな方で、体重が6カ月で7.5kgあります。

でもやはり写真を撮ると、ブラウやヴァイスの存在感はなく、とっても小さく写ります。

それでもお兄ちゃんたちと同じように、皆さんの中央でちゃんと座って記念写真が撮れました📸👏👏

パピーの間にしっかりお勉強させておきたい事の基本が、「名前を呼ばれたらそこへ行く」と言う事です。

上の写真の様に皆さんに並んで座って頂き、おやつを一つづつ持ってもらい、「バム」と名前を一人ずつ呼んでもらいます。順番はランダムにいきます。

そうすると、どうでしょう！呼んで下さった方を間違えずに、その方の所に行きおやつを貰うことができました。

皆さん慣れてこられて、とても上手に名前を呼んだりおやつを食べさせてくださいます。

「おやつここよ～」と手を動かさないでくださいね！とお願いすると、しっかり声だけで名前を呼び、バムに気付かせてくださいます。

このボールも投げてもらうと一目散に取りに行き、何故かママ（私）の所に持ってきます。私のとこに持って来たら取られるのは分かっているのに、その後また誰かが投げて下さることを期待しているのでしょう。

レトリーブをして遊んでもらいます。

午前中は朝のご挨拶が終われば、皆さんには機能訓練や運動、音楽に参加して頂くのでバムはハウスで休憩です。

でも皆さんの声や動きをよく感じています。

そして音楽の音も聞いています。

季節のうたで♪ほたるこい　をトーンチャイムとミュージックベルで楽しんで頂き、きっとバムにも心地よい耳ざわりの音だったと思います。

A音（ラ）とE音（ミ）の2音を一人ずつ左右の手に持ち、左右交互演奏を入れます。

静かな澄んだ音色の楽器なので、蛍の光を想像できるかしら？と思いました。

皆さん左右間違わずに、またタイミングも綺麗に揃えて演奏してくださいました。

ミュージックベル担当のSさんとTさん

男性なのに優しい音色に調節されました。

トーンチャイム担当の女性方

「綺麗な音やね」と音が消えるまで集中して聴き続ける事にも挑戦しました。

毎年、石田でも「ほたるまつり」が開催されます。

きっと今年も蛍たちは石田を忘れずに訪れ、綺麗な光の舞を見せてくれるでしょう。

音楽が終わると・・・お待ちかねの昼食です。

お昼ご飯を皆さんが召し上がるときに、バムも少し私の手作りご飯を食べます。

パピーなのでたんぱく質をしっかりとってほしいので、ササミや鮭、鱈、鰹、赤魚などに少し野菜を入れて作っています。

レクリエーションの時間がバムにとってはとても楽しみにしている時間です。

この日は「輪投げ」に参加しました。参加？邪魔？どちらかと言えばお邪魔虫さんです。

毎日のように、輪っかやボールを使いますので、それをバムは追いかけて回収するのも楽しいみたいです。

そしてご利用者さん同様、３時のおやつを少しお祝い気分で皆さんにも召し上がって頂きました。

ケーキを前にしても「SIT」で待つことができました👏👏

少しパピーから成長しましたね💗

でも小っちゃいのに沢山の人を従えているみたいで、本犬はちょっといい気分だったでしょう（笑）

空の上からこの子たちもバムの成長を見守ってくれて老いると思います。

最後のお誕生日になるとは思わずに、この日を迎えていました・・・

左はブラウ君15歳　昨年の3月15日です。この後3か月頑張ってくれました。

右はヴァイス君11歳　昨年の2月9日です。まだ白血病とは無縁の元気な時でした。

この子たちがあってのわおんのドッグセラピーです。

バムがその後を引き継いでくれることを願っております。

でもバムはバムにしかできないセラピーがあります。可愛さ全開で行きましょう～🐕